ピンキリ通信簿

ピンキリなモヤモヤを昇華するただの日記

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

永い言い訳

一人で夜中にAmazonPrimeで鑑賞した映画「永い言い訳」。 西川美和監督が、昔から好きだった。それは、登場人物の人間臭さだった。 「ゆれる」は映画館に2度見に行き、私の核をついた。 「ディア・ドクター」は、余貴美子の演技に圧倒されつつ、人間の弱さ…

呪いからとけた40才

20代中盤から、繁殖期に入った。 結婚をしないといけない、なぜならば私は自分で十分に暮らしていけるほど稼げる仕事についてもいないし、そして何より会社が嫌いだった。仕事は好きだったけれど、職場がどうしても馴染めず、とにかくこの場から逃げ出す手段…

今できることを少しずつ

6歳になる子にせがまれて、近所の友人を招いて誕生日会をした。家に招いて、ケーキを食べて、遊んだだけだったけれど子曰く「人生で一番最高の日」。 本来の自分だったら、子供の親が来るのもめんどくさいし、いつも通り家族だけで過ごせばいいじゃないの。…

映画 日日是好日

何気なくアマゾンプライムで見始めた「日日是好日」。 前回見た「サニー」が合わなかったのもあり、アマゾンプライムの邦画に期待できないのではと半信半疑であった。しかし晩年の樹木希林を見ておきたいと思い鑑賞。 これが、期待に反して素晴らしい作品だ…

大人になること

人生で一番辛かったあの時、15才。あの時に、探していたのは、信頼できる大人だった。心から、思いの丈を誰かに話したかった。 いま、大人になって、15才の子供に頼られたら、わたしはしっかり受け止められるだろうか? あの時に、大人に頼れたら人生変わっ…

七夕

七夕ゼリー 今まで考えたこともなかったけど「七夕」と書いて「たなばた」と読むのはなぜだろう。 小3の娘は近頃クイズ番組に夢中だ。最初、クイズの何が楽しいんだろう?と側から見ていた。忘れていた記憶が蘇って、ああ、私も知らないことを知ることが大…

降ったり止んだりの合間

十三夜

生きる欲求

家族ができてから一番良かったことは、死にたいと思う頻度が9割減ったこと。 それでもたまに、家族を置いて死んでしまいたいと思う時がある。結婚するまでは、心の底から、自分が死んでも誰も悲しまないと思って生きていた。 もしも今、独身で、子供もいな…

雲のように風のように

昨夜BS12で放映された「雲ように風のように」を見た。初回放送は30年ぶりとあったが、私が初めて見たのは1993年のGWだった。 まだ12歳だった私は、この世界観に衝撃を受けたのを忘れない。 その2年後の夏休みの自由研究は「宦官の作り方」。映画「ラストエ…

RX1の圧倒的な描写力

なだらかな背景ボケ

原点回帰のとき

自分が何を好きだったかをこの10年で忘れてしまった。 行きたいところも我慢。やりたいことも我慢。自分を押し通すことで摩擦が起こるならばそれを避けたいという性格が災いして、人生においての余白を何で埋めていいのかわからなくなってしまった。 ずっと…