ピンキリ通信簿

ピンキリなモヤモヤを昇華するただの日記

「選択の科学」から学ぶ子育て

子育て9年生の自分はまだまだ子育てのポリシーという確固としたものがないように思っていたけれど、子供の友達と接している時のよその家庭の「決まり」を垣間見ると、意外と自分の中でそれは違うんじゃないかという違和感を覚えていることに気がつく。

『自分の人生の選択を自分ででき、幸せを実感できる人間になって欲しい』

自分の子供にどのような大人になって欲しいかと長期的な目で見た場合この言葉に尽きる。

どんな学歴であれ、どんな結婚や離婚や交際をしようとも、その時の選択で幸せを感じられる人間はすなわち自己肯定感の高い人間。

子育てに行き詰まると読む私のバイブルはいつもこの本。「選択の科学」という全盲のインド系アメリカ人女性教授が書いた本だ。

自分で選択するという権利を持って生まれた人間が、選択することで人生を豊かに幸せを感じることができるという実証実験をまとめている。

いつも子供の勉強や受験などに関してママ友に「女の子にそんなに勉強させてどうするの?」と聞かれる。以前とっさに「自分の人生の選択を自分でできるようになるため」と答えた私。そっか、無意識にそう思っていたけれど人にこうやって考えを伝えたことがなかった。私の思っていることは、どんどん人に伝えようと思った。それが自分の発見にもなる。子供たちにも伝えよう。

自分の人生は、自分で選べる。

当たり前のことでそれが生きる権利なんだけれど、それってすごく贅沢なこと。その権利を持てることがどんだけ幸せなことか、子供たちが気づくことはあるんだろうか。それが当たり前で、日々小さな選択が幸せにつながっている人生になって欲しい。